会長挨拶

三木市医師会 会長 堀井弘幸 三木市医師会 会長 堀井弘幸

 本年4月1日より黒田昭前会長の後を受けて会長に就任いたしました。
 三木市医師会は三木市内で医療機関を開設する医師や、市内の医療機関で医療に従事する勤務医、また以前三木市内で医療に従事していた医師などで組織する団体です。そして、北播磨総合医療センターの一部の医師は連携のため三木市医師会の特別会員になっていただいております。会員は通常の医療機関での診療以外にも医師会の業務として三木市の委託事業に携わっております。
 社会保障制度で「ゆりかごから墓場まで」というフレーズがありますが、医師会も乳幼児保健、学校保健、予防接種、町ぐるみ健診、がん検診、休日診療など三木市行政と協力しながら地域保健に貢献しています。また、健康スポーツ医による各種スポーツ大会への救護医師の派遣、健康相談や健康づくりのための指導、また、産業保健では産業医として労働者の「作業環境管理」、「作業管理」、「健康管理」などを行い、ストレスチェックなどメンタルヘルスにも関与し労働者と雇用者の間で調整を行い、労働者の健康保持に努めています。
 高齢化社会の急速な進展により「認知症」、「運動器疾患による寝たきり状態」など在宅医療や介護の問題もあり、医師会のみならず歯科医師会、薬剤師会、介護事業者(ケアマネ、訪問看護師、ヘルパー)、行政などの多職種の連携により、患者さんの住み慣れた環境での生活を維持できるためのサポートを行っています。
 これらの医療提供のため医師会員はそれぞれの資格に応じた研修を学会、日本医師会、兵庫県医師会の研修会で行っております。
 今後とも三木市医師会は地域保健医療介護に貢献して参りたいと思っております。
 どうぞ、よろしくお願い申し上げます。


平成30年6月  

三木市医師会 

   会長 堀井弘幸